ヒップホップダンスは、ストリートダンスの中の1つです。ヒップホップ系のダンスミュージックやR&Bの曲のアップやダウンのリズムにのって踊ります。
特に決まりがなく運動神経や特別な技術がなくても気軽に音楽にのって楽しめます。バレエ、ジャズ、タップ、ダンスホールレゲエや民族舞踊など、様々なダンスの要素が取り入れられているのがヒップホップダンスです。有名なものにブレイクダンスがあります。
日本におけるヒップホップダンスは、言葉の壁がなく、ダンスがビジュアルインパクトを持った文化であったため、言葉の壁プラス文化的壁の厚かったラップなどに比べれ理解されやすかったようです。
1970年代に人気を博したソウルダンスは熱中するものが多数いました。その中で話題となったのが、大阪のテディー団が世界ディスコダンスコンテストで3位になりました。そのことからもソウルダンスは、後の日本のダンス文化の基盤となったと言えるでしょう。
そして、ヒップホップを日本の大衆に紹介したのは、映画「フラッシュダンス」でした。この映画はヒップホップダンスの映画といううわけではありませんでした。が、その一部に出てくる子供たちが、路上でブレイキングやポッピングをするシーンがあり、その数秒のシーンに衝撃を覚え、ブレイクダンスを始める人がたくさんいたようです。
その後、日本にはニュースクールの新しい波がやってきました。ボビーブラウン、BBD、ガイといったアーチストのR&Bとヒップホップの融合のような音楽が流行しだしました。そのビデオの中で出てくる新しいステップ系の踊りが日本の若者のハートをつかみました。
「DA DA LMD」(TV朝日)、「ダンスダンスダンス」(フジTV)、「たけしの元気がでるTV」の1コーナー「ダンス甲子園」などのTV番組が人気となり、高校生を中心にヒッピホップダンスが爆発的なブームとなりました。
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